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AI顧問とは?月額の相場と依頼できること——金額より「柔軟性」で選ぶ【中小企業向け】

この記事でわかること

  • AI顧問とは何か、AIコンサルやAI研修と何が違うのか
  • AI顧問の月額の相場(チャット相談が中心の形から、定例の打ち合わせが付く形まで)
  • AI顧問に依頼できることと、月額に含まれないことが多いもの
  • 金額より先に確かめたい「柔軟性」の4つの視点(回数・対面かオンラインか・契約期間・相談できる範囲)
  • 弊社が対面での顧問を最も推奨する理由

「AI顧問を検討しているが、何を基準に選べばよいか分からない」という方はこちら

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AI顧問という言葉を見かけるようになったものの、AIコンサルやAI研修との違いが分かりにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。
料金や内容もサービスによって異なり、どこを見て比べればよいのか迷いやすい分野です。

AI顧問は、月額で継続的に相談できる外部の専門家です。
ただ、同じ「AI顧問」という名前でも、打ち合わせの回数や実施の方法、相談できる範囲は会社によって大きく異なります。
この記事では、AI顧問の役割と月額の相場を整理したうえで、金額より先に確かめたい「柔軟性」という選び方の軸をお伝えします。

AI顧問とは?——結論から


先に結論をお伝えします。
AI顧問とは、月額の契約で、AIの活用について継続的に相談や助言を受けられる外部の専門家のことです。
相談や助言を中心とするAI顧問の月額の相場は月5万〜30万円が目安で、チャットでの相談が中心なら月5万円前後、定例の打ち合わせが付くと月10万〜30万円になります。

公開されている解説をもとに、顧問の形ごとに整理すると次のようになります。

※スマートフォンでは表を横にスクロールしてご覧ください

顧問の形 主な内容 月額の目安
チャットでの相談が中心質問への回答と助言月5万円前後
定例の打ち合わせと相談定例の打ち合わせとチャットでの相談月10万〜30万円
実務まで含む継続的な支援業務分析、社員研修、AIツールの導入と改善月30万〜80万円

※出典:上の2行はジェネラルコンサルティンググループ株式会社「中小企業のAI顧問とは|役割・月額相場・選び方を解説」とハッピーステート株式会社「AI顧問とは?中小企業での役割・料金相場・支援内容を解説」、3行目と、相談や助言を中心とする形の幅(月5万〜30万円)はPRONIアイミツ「AIコンサル・AI導入支援の費用相場は?料金体系・依頼内容別の目安を解説」(2026年9月14日更新)。
それぞれの解説にある目安を、顧問の形に沿って弊社で並べたものです。
実際の金額は、支援の範囲や期間によって変わります。

月5万円と月30万円では6倍の開きがあります。
この差は、主に「打ち合わせがあるかどうか」と「どこまで支援を受けられるか」の違いによるものだと弊社は考えています。
まずは、AI顧問に何を依頼できるのかから見ていきます。

AI顧問に依頼できること——月額に含まれる内容


AI顧問の役割は、社内にAIの専門部署を持たない会社にとっての「相談できる相手」になることだと考えています。
会社によって違いはありますが、月額の中で依頼できることは、おおむね次のような内容です。

AI顧問に依頼できることの例

✓ どの業務からAIを使い始めるかの整理

✓ 自社の環境に合うAIツールの選び方の相談

✓ AIへの指示文の作り方と、業務に合わせた見直し

✓ 社内で使うときのルールづくり

✓ 新しい機能や料金の変更が出たときの、自社への影響の整理

✓ 打ち合わせの間に出てきた疑問への、チャットでの回答

一方で、月額に含まれないことが多いものもあります。
業務システムの開発、全社員向けの研修、資料や仕組みを代わりに作る作業は、別料金になる場合があります。
契約の前に、月額に含まれる作業と、別料金になる作業がどこで分かれるのかを確認しておくことをおすすめします。

社内ルールの作り方は、生成AIの社内ルール・利用ガイドラインの作り方で整理しています。

AI顧問・AIコンサル・AI研修の違い


「AIコンサル」は幅の広い言葉で、AI顧問もその中の1つの形です。
ここでは、期間と成果物を決めて進めるプロジェクト型のAIコンサル、そしてAI研修と並べて、違いを整理します。

※スマートフォンでは表を横にスクロールしてご覧ください

比べる点 AI顧問 AIコンサル(プロジェクト型) AI研修
契約の形月額で継続する期間と成果物を決めて契約する1回ごとに実施する
主な内容定例の打ち合わせと相談戦略づくりや仕組みの検証、構築社員の方への講義と演習
費用の目安月5万〜30万円100万円を超えることもある1回10万〜30万円
向いている場面相談しながら少しずつ進めたい作りたい仕組みが決まっているまず全員の基礎を揃えたい

※費用の目安の出典:PRONIアイミツ「AIコンサル・AI導入支援の費用相場は?」(2026年9月14日更新)。
プロジェクト型の欄は、戦略策定や検証、システム開発まで依頼する場合の記述にもとづいています。

3つはどれか1つに絞る必要はなく、自社の状況に合わせて組み合わせて活用できると考えています。
たとえば、研修で全員の基礎を揃えてから、顧問で日々の業務への落とし込みを続ける進め方です。
大手と中小企業向けの費用の違いはAIコンサルの費用相場——大手と中小企業向けでいくら違う?で、研修の費用はAI研修の費用相場は?形式別の料金目安で詳しく整理しています。

AI顧問の選び方——金額より先に「柔軟性」を確かめる


AI顧問を比べるとき、最初に月額へ目が行く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、弊社は金額より先に「柔軟性」を確かめることをおすすめしています。
ここでいう柔軟性とは、自社の状況に合わせて、支援の形を変えられる度合いのことです。

理由は、AIの導入が進むにつれて課題が変わることがあるからです。
最初は「何から始めるか」が課題でも、数か月後には「現場にどう広げるか」に変わることがあります。
契約したときの形のまま変えられない場合、途中から自社の状況に合わなくなる可能性があります。
柔軟性は、次の4つの視点で確かめることができます。

AI顧問を選ぶときに確かめたい柔軟性の4つの視点の図解。1 回数を変えられるか、2 対面かオンラインかを選べるか、3 契約期間を見直せるか、4 相談できる範囲が広いか

視点1:打ち合わせの回数を変えられるか

必要な回数は、時期によって変わることがあります。
始めたばかりの時期は、業務の整理や最初の使い方の相談が多くなり、打ち合わせの回数を増やす必要が生じることがあります。
社内で使い方が定まってくると、確認の回数を減らせることもあります。
回数が固定なのか、状況に応じて増やしたり減らしたりできるのかを確認することを推奨します。

視点2:対面とオンラインを選べるか

オンラインのみの顧問もあれば、訪問に対応している顧問もあります。
どちらか一方しか選べないのか、内容に応じて組み合わせられるのかで、できることの幅が変わる可能性があります。
弊社が最も重視している視点の為、次の章で詳しくお伝えします。

視点3:契約期間を見直せるか

最低契約期間は会社によって異なります。
あわせて確認したいのは、期間の途中でプランを変えられるか、延長や終了をどのタイミングで決められるかです。
月額が低くても最低契約期間が長い場合は、合わなかったときに見直しにくくなる可能性があります。
外部の支援がなくても社内だけで回せる状態までの期間の目安は、中小企業のAI導入の進め方|5つの段取りと期間の目安で整理しています。

視点4:相談できる範囲が広いか

AIの導入は、特定のツールを1つ導入することではないと弊社は考えています。
すでに使っているメールや表計算ソフト、社内のデータの置き場所によって、自社に合うAIは変わることがあります。
その為、相談できる範囲が特定のツールに限られていないかを確認することをおすすめします。

もう1つは、相談の内容の幅です。
経営の判断に関わる相談から、現場のメンバーの方の「この作業でどう使うのか」という相談まで受けられるかどうかで、社内に広がる速さが変わる可能性があります。

契約の前に確かめたい質問

✓ 打ち合わせの回数は、時期に応じて変えられますか

✓ 対面とオンラインは、内容に応じて選べますか

✓ 最低契約期間は何か月で、途中でプランを変えられますか

✓ 相談できるAIツールに制限はありますか

✓ 現場のメンバーからの相談にも対応していますか

最も推奨するのは対面——現場に入るAI顧問の費用対効果


4つの視点の中で、弊社が最も推奨しているのは、対面で参画できるAI顧問を選ぶことです。
オンラインの顧問には、移動の時間がかからず、日程を合わせやすいという良さがあります。
一方で、オンラインのみで進める場合、会話の相手が推進担当の方に限られやすくなると考えています。
その結果、現場のメンバーの方からは、顧問が入っていること自体が見えにくくなることがあります。

AIを日々の業務で使うのは、多くの場合、現場のメンバーの方です。
現場で定着させることを目的にするなら、顧問が現場に入り、メンバーの方と直接話せる形を選ぶことをおすすめします。
対面で参画する顧問は、次の3つを同じ場所で行うことができます。

対面で参画する顧問ができる3つのこと

01

現場の課題を吸い上げる

実際の作業や画面を見ながら、時間がかかっている所を把握する

02

現場の声を直接聞く

メンバーの方と対話をして、解決の糸口を一緒に見つける

03

分かりやすい言葉で現場に落とす

AIの説明を、その方の仕事の言葉に置き換えて伝える

オンラインのみのAI顧問と対面で参画するAI顧問の違いの図解。オンラインのみは顧問との会話が推進担当まで、対面で参画すると会話が現場のメンバーまで届く

費用対効果の面でも、この違いは大きいと考えています。
たとえば弊社の顧問料金は、打ち合わせの回数と時間で決まり、月18万円の顧問スタンダードで、AIを業務で使い始めた方が2名であれば、1名あたり月9万円です。
10名に広がれば、1名あたり月1万8,000円になります。
同じ月額でも、現場のメンバーに届く顧問の方が、1名あたりの費用は下がり、費用対効果は高くなりやすいと考えています。

ここがポイント

ここでお伝えしたいのは、オンラインの顧問では成果が出ないということではありません。
推進担当の方がすでに社内へ広げる役割を担えている会社や、拠点が離れている会社では、オンラインが合う場合もあります。
確かめたいのは、現場に届けたいときに、対面という選択肢があるかどうかです。

弊社(Orca)のAI顧問——料金と支援の形


参考として、弊社の顧問の料金と内容をご紹介します。

※スマートフォンでは表を横にスクロールしてご覧ください

プラン 料金(税別) 打ち合わせ チャット相談
顧問ライト月9万円月2回 × 45分あり
顧問スタンダード月18万円月4回 × 60分あり

※2026年10月時点。最低契約期間は3か月からです。
研修と組み合わせた場合の目安は、料金シミュレーションでご確認いただけます。

弊社の顧問は対面にも対応しており、経営者の方や推進担当の方だけでなく、現場のメンバーの方と直接お話しします。
現場の課題を伺い、解決の糸口を一緒に見つけ、分かりやすい言葉でお伝えするところまでを、顧問の役割と考えています。
特定のAIツールに限らず、貴社がすでにお使いの環境に合わせてご提案します。

AIの説明を一人ひとりの仕事の言葉に置き換える考え方については、AIコンサルの費用相場の記事で、実際の例とあわせてご紹介しています。
支援の範囲の見分け方は、伴走型AIコンサルとは?中小企業向けに支援範囲・費用相場・失敗しない見分け方を解説もご覧ください。

AI顧問が向いている会社、先に別の方法が合う会社


AI顧問は、すべての会社に最初から必要なものではないと考えています。
自社の状況に近い方を確認してみてください。

AI顧問が向いている会社

✓ AIを使い始めた方はいるが、社内に広がっていない

✓ 推進担当の方が通常の業務と兼任で、相談できる相手がいない

✓ どのAIツールが自社に合うのか、判断の材料が足りない

✓ 研修は実施したが、日々の業務での活用が続いていない

先に別の方法が合う会社

✓ ほとんどの方がAIに触れたことがない(まず研修で基礎を揃える方法が合いやすい)

✓ 確かめたいことが1つに決まっている(スポット相談で足りる場合がある)

✓ 作りたい仕組みと予算が決まっている(プロジェクト型のAIコンサルが合いやすい)

研修から始めるかどうかの考え方は、AI研修は必要?「YouTubeで十分」では社内に広がらない理由で整理しています。

まとめ:AI顧問は月額より「現場に届く形か」で選ぶ


この記事のポイント

✓ AI顧問とは、月額の契約で、AIの活用について継続的に相談や助言を受けられる外部の専門家

✓ 相談や助言を中心とするAI顧問の月額の相場は月5万〜30万円が目安で、定例の打ち合わせが付くと月10万〜30万円

✓ 金額より先に、回数・対面かオンラインか・契約期間・相談できる範囲の「柔軟性」を確かめる

✓ 現場で定着させたい場合は、対面で参画できる顧問を選ぶことをおすすめする

✓ 同じ月額でも、現場のメンバーに届くほど1名あたりの費用は下がる

※相場の出典:PRONIアイミツ、ジェネラルコンサルティンググループ株式会社、ハッピーステート株式会社

AI顧問を比べるときは、月額の欄から見たくなることもあるのではないでしょうか。
しかし、導入が社内に広がるかどうかを分けるのは、その顧問が誰と話し、現場に何を残してくれるかだと考えています。
まずは、検討している顧問が現場のメンバーと話す機会を持てるのかを、契約の前に確認してみてください。

よくある質問(FAQ)


Q. AI顧問の月額の相場はいくらですか?
A. 定例の打ち合わせやチャット相談を中心とするAI顧問は、月5万〜30万円が目安です(出典:PRONIアイミツ)。
チャットでの相談が中心の形で月5万円前後、定例の打ち合わせが付く形で月10万〜30万円とする解説もあります(出典:ジェネラルコンサルティンググループ株式会社)。

Q. AI顧問とAIコンサルは何が違いますか?
A. AI顧問は、AIコンサルの中の1つの形です。
月額で継続的に相談や助言を受ける形をAI顧問と呼び、期間と成果物を決めて進める形はプロジェクト型のAIコンサルと呼ばれることが多くあります。
相談しながら少しずつ進めたい場合は顧問、作りたい仕組みが決まっている場合はプロジェクト型が合いやすいと考えています。

Q. AI顧問はオンラインだけでも成果が出ますか?
A. 推進担当の方が社内へ広げる役割を担えている会社では、オンラインのみでも進めることができます。
一方で、現場のメンバーの方に定着させることが目的の場合は、対面で直接話す機会がある方が進めやすいと考えています。
対面とオンラインを内容に応じて選べるかどうかを、契約の前に確認することをおすすめします。

Q. AI顧問の最低契約期間はどのくらいですか?
A. 会社によって異なります。
弊社の顧問は3か月からです。
最低契約期間とあわせて、期間の途中でプランを変えられるかどうかも確認しておくと安心です。

Q. 従業員が数名の会社でもAI顧問に依頼できますか?
A. 依頼できます。
専門の部署を持ちにくい規模の会社ほど、外部に相談できる相手がいることの利点は大きいと考えています。
まずはスポット相談や無料相談で、顧問が必要な段階かどうかを確かめる方法もあります。

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