この記事でわかること
- Claude Coworkとは何か——チャットAIとの決定的な違いと、使える対応プラン
- Web・デスクトップ・モバイルで使える最新の対応環境と、具体的に何を任せられるか
- スケジュール機能の使い方と、「PCを閉じてもクラウドで動く」最新アップデートのポイント
「AIを使い始めたいけど、何から手をつければいいかわからない」という方はこちら
AIサービスの詳細・無料相談はこちら →🆕 2026年 最新アップデート
Claude Coworkは Web・デスクトップ・モバイルに対応(Web/モバイルはベータ)。さらにスケジュール機能がクラウド実行に対応し、PCを閉じていても、設定した時刻にタスクが自動実行されるようになりました(Maxプランから順次提供)。
Claude Coworkとは?チャットAIとの決定的な違い
Claude Cowork(クロード・コワーク)とは、AI企業Anthropicが開発した「ナレッジワーク向けの自律型AIエージェント」です。
質問に答えるだけのチャットアシスタント(Claude Chat)とは別物で、複数ステップにまたがる仕事を最後まで代行して完了させるのが最大の特徴です。
たとえばリサーチ結果の統合、資料の作成、ファイルの整理といった作業を、人が1ステップずつ指示しなくても自分で判断しながら進めます。
イメージとしては、エンジニア向けの「Claude Code」が持つ強力な実行力を、コーディング以外の事務仕事に開放したプロダクトです。
つまりClaude Coworkは「指示を待つAI」ではなく、「仕事を任せられるAI同僚」と表現するのがふさわしい存在です。
2026年には研究プレビュー期間を終え、すべての有料プランで正式提供(一般提供)が始まりました。
Claude Coworkを使えるプラン(対応プラン一覧)
Claude Coworkは有料プラン専用の機能で、無料プランでは利用できません。
2026年時点で、以下の有料プランに加入していれば利用可能です。
| プラン | 月額(目安) | 対象ユーザー | Cowork |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | お試し利用 | × |
| Pro | $20/月(約3,000円) | 毎日業務で使う個人 | ○ |
| Max | $100〜200/月 | ヘビーユーザー | ○ |
| Team | 1人あたり月額制 | 法人・チーム利用 | ○ |
| Enterprise | 個別見積 | 大企業・管理機能重視 | ○ |
まず個人で試すなら、月額20ドル(約3,000円)のProプランが入口になります。
料金は為替やプラン改定で変わるため、契約前に必ず公式サイトで最新の金額を確認してください。
Coworkが使える環境——Web・デスクトップ・モバイルに対応
以前のClaude Coworkはデスクトップアプリ専用でしたが、現在はWeb・デスクトップ・モバイルの3環境に対応しています(Web版・モバイル版はベータ提供)。
どの環境でも同じClaudeが使え、セッションやファイルはアカウントに保存されるため、デバイスをまたいで作業を引き継げます。
| 環境 | Coworkが使えるか | 補足 |
|---|---|---|
| デスクトップアプリ(Mac / Windows ほか) | ○ 正式対応 | claude.com/download から入手。ローカルのファイル操作に最適 |
| Web版(ブラウザ) | ○ ベータ | 作業はAnthropicのクラウド上で実行される |
| モバイルアプリ | ○ ベータ | スマホからタスクを渡し、クラウドで継続実行できる |
| ターミナル(コマンドライン) | × | それはClaude Codeの領域 |
ポイントは環境ごとの得意分野です。
自分のPC上にある実際のファイル・フォルダ・アプリを直接操作させたいならデスクトップアプリ、外出先やスマホからサッとタスクを渡してクラウドで続きを進めてほしいならWeb・モバイル、と使い分けられます。
Claude Coworkで具体的に何ができるのか
Claude Coworkができることは、大きく次の4つに整理できます。
- パソコンの操作(Computer Use):
ファイルを開く・作る・整理する、複数のアプリ間を移動するといったPC操作を代行します。 - 複数ソースの横断的な情報統合:
複数のファイルや資料を横断して読み込み、要点をまとめて1つの成果物(レポート・資料)に落とし込みます。 - Projects機能でワークスペースを集約:
タスク・ファイル・指示・メモリを1つのプロジェクトにまとめ、セッションをまたいでも文脈を保ったまま作業を継続できます。 - タスクのやり切り:
1ステップごとに承認を求めるのではなく、与えられたゴールに向けて最後まで自律的に作業を進めます。
ポイントは「考えるAI」ではなく「手を動かすAI」だという点です。
調べてまとめるだけでなく、実際にファイルを作り、整理し、形にするところまでやり切ってくれるのがCoworkの価値です。
【活用イメージ3選】Coworkに任せられる定型業務
抽象的な説明だけではイメージが湧きにくいので、ビジネスの現場で任せられる具体例を3つ紹介します。
① 毎朝の情報収集を自動化する
「毎朝9時に業界ニュースを5件収集して、要約をMarkdownファイルで保存して」と指示しておけば、出社してPCを開いたときには最新情報がまとまった状態で手元に届きます。
スケジュールがクラウド実行に対応したことで、PCを閉じたままでも指定時刻に処理が走ります。

② 週次レポートの下書きを作る
毎週月曜の朝に営業データを集計し、レポートの下書きを作成させる使い方です。
担当者は「最終チェックと味付け」だけに集中でき、ゼロから資料を作る負担がなくなります。

③ 商談準備を自動化する
Claudeでは外部ツールとの接続が可能です(MCPで接続をします)
例えば、Googleカレンダーから商談予定を収集し、商談予定の企業情報や担当者情報を取得し、
提案内容をまとめてもらうことも任せることができます。

スケジュール機能の使い方——PCを閉じてもクラウドで自動実行
先ほどの3つの活用例を支えているのが、Coworkのスケジュール機能です。
設定は、左サイドバーの「Scheduled(予定タスク)」→「New task(新規タスク)」から行います。
「Create with Claude」を選べばClaudeが対話形式で内容・頻度・時刻をヒアリングしてくれますし、「Set up manually」で手動設定することもできます。
頻度は「毎時・毎日・平日のみ・毎週・手動」から選べ、設定するとサイドバーの予定一覧にタスクが並びます。
あとは指定した時刻になると、Coworkが自動でそのタスクを実行します。
ここが2026年の大きなアップデートです。
スケジュールされたタスクはクラウド(Anthropicのサーバー)上で実行されるため、PCがスリープ中でもClaude Desktopが閉じていても、設定した時刻どおりに動きます。
「PCを閉じたら止まってしまう」という以前の制約は解消されました。
なお、このクラウド実行は有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)向けの機能で、Maxプランから順次提供が広がっている段階です。
ご自身のアカウントで表示されない場合は、順次ロールアウトを待つ形になります。
ちなみに、ローカルPC上の実ファイルを直接触る作業を自動化したい場合は、デスクトップアプリを起動しておくのが確実です。
「クラウドで完結する調査・資料作成」はクラウド実行、「自分のPC内のファイル操作」はデスクトップ、と使い分けると迷いません。
CoworkとClaude Code・Claude Chatの使い分け
Anthropicの3つのプロダクトは、役割で棲み分けると分かりやすくなります。
| プロダクト | 主な役割 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Claude Chat | 対話・相談・文章生成 | まず気軽にAIと壁打ちしたい人 |
| Claude Cowork | PC・クラウド上の事務作業を代行 | 定型業務・資料作成を任せたいビジネス職 |
| Claude Code | コーディング・開発作業 | エンジニア・開発チーム |
ざっくり言えば、対話はChat、PC・クラウド上の実務代行はCowork、開発はCodeという棲み分けです。
なお、開発者向けのClaude Codeにも「ルーティーン」という定期実行機能があり、こちらはコマンドライン中心の常時稼働タスクに向いています。Claude Codeのルーティーンの詳しい使い方は別記事で解説予定です。
注意点・よくある誤解
- クラウド実行は順次提供中:
スケジュールのクラウド実行はMaxプランから順次ロールアウト中です。まだ表示されない場合は提供拡大を待ちましょう。ローカルPCの実ファイルを触る作業は、デスクトップアプリを起動しておくのが確実です。 - 機密データの扱いに注意:
Coworkはローカルの実ファイルやクラウド上のデータを扱います。社外秘・個人情報を含むファイルを扱う際は、社内のセキュリティルールと整合させてください。 - Chat・Cowork・Codeは役割が違う:
対話はChat、PC・クラウド上の実務代行はCowork、開発はCode、と用途で使い分けるのが基本です。
まとめ・次のステップ
Claude Coworkは、「指示を待つAI」から「仕事を任せられるAI同僚」への転換点となるプロダクトです。
Web・デスクトップ・モバイルに対応し、スケジュールのクラウド実行によってPCを閉じていても定型業務を進めてくれるようになりました。
最初の一歩としては、毎朝の情報収集や週次レポートなど、定型業務を1つだけスケジュール化して試すのがおすすめです。
小さく始めて効果を実感できれば、AIに任せられる仕事の範囲は自然と広がっていきます。
直近のAIアップデートの動きは今週のAIニュースまとめでも追えます。
よくある質問(FAQ)
Q. Claude CoworkはProプランに含まれていますか?
A. はい。Pro・Max・Team・Enterpriseの有料プランであれば利用できます。
無料のFreeプランでは利用できません。
Q. CoworkはWebブラウザやスマホでも使えますか?
A. はい。現在はWeb・デスクトップ・モバイルに対応しています(Web版・モバイル版はベータ提供)。
自分のPC内の実ファイルを直接操作したい場合はデスクトップアプリ、外出先からタスクを渡したい場合はWeb・モバイルが便利です。
Q. Claude CodeやClaude Chatと何が違うのですか?
A. Claude Chatは対話型のアシスタント、Claude Codeはコーディング専用、Claude CoworkはPC・クラウド上の事務作業を代行する自律型エージェントです。
用途に応じて使い分けるのが基本です。
Q. PCを閉じてもスケジュールタスクは動きますか?
A. はい、動きます。
2026年のアップデートで、スケジュールされたタスクはクラウド(Anthropicのサーバー)上で実行されるようになりました。
そのため、PCがスリープ中でもClaude Desktopが閉じていても、設定した時刻どおりに実行されます。
※この機能はMaxプランから順次提供されており、アカウントによってはまだ表示されない場合があります。
Q. Coworkのスケジュールタスクはどうやって設定しますか?
A. 左サイドバーの「Scheduled」から「New task」を選び、「Create with Claude(対話で作成)」または「Set up manually(手動設定)」を選びます。
頻度は毎時・毎日・平日のみ・毎週・手動から選べます。
AI活用、まず何から始めるか迷ったら
弊社では中小企業向けにAI活用支援を行っております。
「自社でもこういった仕組みを作りたい」「まず何から始めればいいかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。
コメント