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Claude Codeのスキルとは?作り方・活用例・注意点を徹底解説【2026年最新】

この記事でわかること

  • Claude Codeのスキル(Skill)とは何か——「いつもの作業」を1コマンドで再現する仕組みを最初に定義
  • Claude Codeスキルの作り方を3パターンで解説——GUI操作・対話型・手書き、あなたに合った方法が見つかる
  • 実務ですぐ使えるスキルの具体例と、おすすめスキルの探し方(厳選まとめへの入口つき)
  • 第三者が公開するスキルに潜むセキュリティリスクと、導入前に確認すべき3つのポイント

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「毎回、同じ指示をAIに書くのが面倒」
「チームでAIの使い方にバラつきがある」
「一度教えた手順を、ずっと覚えていてほしい」

こんな悩みを解決するのが、Claude Codeのスキル(Skill)機能です。
この記事では「Claude Codeのスキルとは何か」という基本から、スキルの作り方3パターン、実務で使える具体例、おすすめスキルの探し方、そして導入時のセキュリティ注意点までを、非エンジニアの方にも分かるように解説します。

Claude Codeのスキル(Skill)とは?まず一言で定義


Claude Codeのスキル(Skill)とは、よく使う作業手順をファイルに書いておくだけで「/コマンド名」で一発呼び出しできるようにする仕組みです。
イメージとしては、「社内マニュアルをAIに渡して、呼んだら毎回その通りに動いてくれる」状態を作れる機能です。

たとえば、営業資料の作成を考えてみましょう。
通常なら「資料の目的を伝えて → 事業内容を説明して → ブランドカラーやフォントを指定して → デザインの方向性を伝えて…」と、毎回Claudeに一から指示する必要があります。
これをスキルにしておけば、事業内容・ブランドガイドライン・デザインルールなどをあらかじめファイルに書いておくだけで、「/create-deck」と打つだけで、自社のトーンに合った資料をClaudeが一発で作ってくれるのです。

💡 なるほどポイント

スキルは「AIへの指示の使い捨て」をやめ、手順を”資産”としてファイルに残す発想です。だから担当者が変わっても、同じコマンドで同じ品質の作業を再現できます。

Claude Codeのスキルを使う3つのメリット

スキルを使うメリットは3つあり、それぞれ表でまとめました。

メリット 内容
① 再現性同じ作業を毎回同じ品質で実行できる。「前回と違う結果が出た」がなくなる
② 属人化の防止手順がファイルに残るので、担当者が変わっても同じように作業できる
③ チーム共有スキルファイルをプロジェクトフォルダに置けば、チーム全員が同じコマンドを使える

なお、スキルはコマンドを打つだけで呼び出せます。
そもそもClaude Codeの「/コマンド」の基本を押さえたい方は、Claude Codeのスラッシュコマンドおすすめ15選もあわせてご覧ください。

Claude Codeスキルの作り方——3つの方法


Claude Codeスキルの作り方は、大きく3つの方法があります。
プログラミングの知識がなくても、自然な言葉で伝えるだけでスキルは作れます。

方法 難易度 特徴 こんな人向け
①「Claudeでクリエイティブに」★☆☆GUI操作で対話しながら作れる初めてスキルを作る人
② /skill-creator コマンド★★☆AIが質問→自動生成(70以上のエージェント対応)AIエージェントユーザー
③ SKILL.mdを手書き★★★完全に自由にカスタマイズ細かく制御したい人

方法①:「Claudeでクリエイティブに」から作る(もっともカンタン)

Claudeデスクトップアプリを使っている場合、もっとも手軽な方法です。
プログラミングの知識は一切不要で、画面の案内に従って会話するだけでスキルが完成します。

手順:

  1. Claudeデスクトップアプリのカスタマイズ画面を開く
  2. 「+」ボタン →「Claudeでクリエイティブに」をクリック
  3. 作りたいスキルの概要を自然な言葉で伝える(例:「毎週の売上レポートを作るスキルがほしい」)
  4. Claudeが「どんな用途ですか?」「出力形式は?」と質問してくるので、回答する
  5. スキルが自動生成される

ポイント
背景情報(なぜこの作業をするのか、どんなフォーマットが理想か)を多く伝えるほど、精度の高いスキルが仕上がります。
まずはこの方法で1つ作ってみて、スキルの感覚を掴むのがおすすめです。

Claudeでクリエイティブにからスキルを作る画面
スキルが自動生成された画面

方法②:/skill-creator で作る

/skill-creator は、「スキルを作るためのスキル(メタスキル)」です。
対話形式で必要な情報をヒアリングし、スキルファイルを自動生成してくれます。
元々はAnthropicが作成したと言われていますが、最近ではCodexなどでも同様に利用することができます。

手順:

  1. 対応するAIエージェント(Claude Code・Codexなど)を開き、/skill-creator と入力する
  2. 「どんなスキルを作りたいですか?」と聞かれるので、概要を伝える
  3. skill-creatorがスキルの名前・説明・使用ツール・手順を整理し、SKILL.mdファイルを自動生成する
  4. 生成されたファイルは所定のフォルダに自動配置される
skill-creatorでスキルを自動生成する画面

方法③:SKILL.mdを1から手書きする(自由度MAX)

最も自由度が高い方法です。
SKILL.md(スキルエムディー)というMarkdownファイルを自分で書き、所定のフォルダに置くだけでスキルとして動作します。

SKILL.mdの基本構造:

# SKILL.md(例:週次レポート生成スキル)

---
name: weekly-report
description: 毎週の売上データを集計してレポートを生成する
---

# 週次レポート生成

## 手順
1. salesフォルダから今週のCSVを読み込む
2. 売上合計・前週比を計算する
3. レポートをMarkdown形式で出力する
4. reports/ フォルダに保存する

ファイルの上部(--- で囲まれた部分)がフロントマターと呼ばれるメタ情報で、name(コマンド名)とdescription(説明)を書きます。
その下に、実行してほしい手順を自然な日本語で書くだけです。

配置場所は2種類あります。

配置場所 範囲 用途
~/.claude/skills/個人(全プロジェクト共通)どのプロジェクトでも使いたい汎用スキル
.claude/skills/(プロジェクト内)チーム(そのプロジェクトだけ)チームで共有したいプロジェクト固有のスキル

チーム共有のスキルは、プロジェクトの.claude/skills/フォルダに置いてGitで管理すれば、メンバー全員が同じスキルを使えるようになります。

補足:マーケットプレイスからインストールする方法

自分で作らなくても、他の人が公開しているスキルをインストールして使うこともできます。
npx skills add コマンドを使えば、マーケットプレイス(skills.sh など)からワンコマンドで導入可能です。

# 例:フロントエンドデザインのスキルをインストール

npx skills add vercel-labs/agent-skills –skill frontend-design

# 例:Claude API関連のスキルをインストール

npx skills add https://github.com/anthropics/skills –skill claude-api

ただし、第三者が公開するスキルにはセキュリティ上のリスクがあります。
この点については後述の「注意事項」セクションで詳しく解説します。

Claude Codeスキルの具体例——実務ですぐ使える3選


ここでは、非エンジニアの方でもイメージしやすい実務での活用例を3つ紹介します。

例①:資料作成の自動化(例:/create-deck)

「提案書を作って」と言うたびに事業内容やブランドカラーを説明し直す、そんな手間をなくすスキルです。
あらかじめスキルファイルに事業内容・ブランドガイドライン(カラー・フォント)・資料のデザインルールなどを定義しておけば、/create-deck と打つだけで、自社のトーンに統一された資料が一発で生成されます。

ポイントは、スキルに「会社情報」をまとめておくことで、毎回ゼロから説明しなくても、AIが自社の文脈を理解した状態で資料を作ってくれる点です。
新入社員でもベテランと同じクオリティの資料が出せるようになります。

例②:ブログ記事の投稿ワークフロー(例:/wp-post)

弊社でもご支援実績のあるブログの投稿ワークフロー例です。
/wp-post と入力すると、以下の一連の作業をClaudeが順番に実行します。

  1. コンテンツカレンダー(Notion)から次の記事テーマを取得
  2. 最新情報をWeb検索で収集
  3. SEO対応の記事を執筆
  4. WordPressに下書き投稿

1本の記事を公開するまでに必要な4つのステップが、コマンド1つで完結します。
手順がファイルに定義されているので、担当者が変わっても同じ品質の記事が出せるのがポイントです。
※ただし、投稿するにはレビューを行い、会社としてのブランド毀損にならないことが重要です

例③:営業数値の分析(例:/sales-report)

営業チームの週次・月次の数値分析を自動化するスキルです。
/sales-report と打てば、売上データ(CSV・スプレッドシート等)を読み込み、売上合計・前月比・目標達成率・トップ顧客を整理したレポートを自動生成します。

分析の切り口やレポートのフォーマットをスキルに定義しておけば、毎回「前月と比べて」「目標との差分を出して」と指示する必要がなくなります。
「数値は集まっているけど、分析に時間が取られる」という課題を持つチームに最適です。

📌 おすすめスキルをもっと知りたい方へ

「まず何を入れれば効果が出るか」を知りたい方は、実際に使って効いたClaude Codeのおすすめスキル厳選まとめで、そのまま真似できる実用スキルをチェックしてみてください。

スキルが使えるAIサービス(Claude Code・Codex・Manus)


「スキル」の概念はClaudeだけのものではありません。
2026年現在、複数のAIサービスが同様の仕組みを提供しており、「繰り返し作業をAIに覚えさせる」というトレンドが業界全体で進んでいます。

その中でも下記は一例になります。

サービス 提供元 スキルの作り方 特徴
Claude CodeAnthropicテキスト(SKILL.md)で定義手順を「書いて」覚えさせる明示型
CodexOpenAI操作を録画して自動変換操作を「見せて」覚えさせる実演型
ManusManus AI会話 or SKILL.md「会話からスキル化」もできるハイブリッド型

Claude Code(Anthropic)——テキストで定義する「明示型」

本記事で解説してきた通り、SKILL.mdファイルに手順を書く方式です。
手順が文章で残るため、「何をやっているか」が明確で、後から修正・改善しやすいのが最大の強みです。
チームで共有する場合も、Gitで管理できるのでバージョン管理が容易です。

OpenAI Codex

CodexでもClaudeと同じ要領でスキルを作成することができます。
加えて、2026年6月18日に「Record & Replay」という新機能が発表され、業界を賑わせました。

この「Record & Replay」という機能は、操作を見せて覚えさせる機能になり、
macOS上で実際に作業している様子を録画してCodexに渡すと、その操作パターンを再利用可能なスキルに自動変換してくれます。

たとえば「経費精算の入力」を一度やって見せれば、次回からは「この経費を処理して」と言うだけで同じ手順を自動実行します。
文章で手順を書くのが苦手な方や、「やって見せたほうが早い」タイプの作業に最適です。

なお、Record & Replayで生成されたスキルはOpen Agent Skills Standard(オープンなスキル共通規格)に準拠しているため、Claude Codeなど他のツールでも読み込める可能性があります。

Manus——会話からスキルを自動生成できる「ハイブリッド型」

Manusは、自律実行型のAIエージェントとして注目されているサービスです。
2026年1月にSkills機能が追加され、SKILL.md形式での定義に加え、「今のワークフローをスキル化して」と会話するだけでスキルを自動生成できます。

Manusの特徴は、スキルの実行環境が安全な仮想環境(サンドボックス)上で動作する点です。
ブラウザ操作・コード実行・ファイル処理を組み合わせた複雑な自動化でも、ローカルPCに影響を与えずに実行できます。
また、「Project Skills」としてプロジェクト単位でスキルを共有・固定する機能もあり、チーム運用にも対応しています。

Claude Codeスキルを使うときの注意事項(セキュリティ)


スキルは強力な機能ですが、特に第三者が作成・公開しているスキルを導入する際には、セキュリティ面での注意が必要です。

第三者スキルに潜むリスク

2026年のセキュリティ調査では、マーケットプレイス上で公開されている約4,000件のスキルを分析した結果、約13%(534件)に重大なセキュリティ問題が確認されました。
具体的には、以下のようなリスクが報告されています。

リスクの種類 内容
マルウェアの混入スキルの中に悪意のあるプログラムが仕込まれており、実行するとPCに被害が及ぶ
プロンプトインジェクションAIへの指示を乗っ取り、本来の動作とは異なる行動をさせる攻撃手法
認証情報の漏洩スキル内にAPIキーやパスワードがハードコードされており、第三者に流出する
外部URLからの悪意ある読み込みスキルが外部サイトからデータを取得する際、そのデータに悪意のある指示が含まれている

Anthropic自身も、「外部URLからデータを取得するスキルは特にリスクが高い」と公式に警告しています。
Claude Codeのスキルはユーザーのローカル環境(PC)上で動作するため、ファイルの読み書き・ネットワーク通信・コマンド実行などPCのほぼすべての機能にアクセスできる状態で実行されます。

導入前にやるべき3つのチェック

  1. SKILL.mdの中身を読む
    インストール前に、スキルファイルの内容を必ず確認する。
    何をするスキルなのか、外部URLへのアクセスがないか、不審なコマンド実行がないかをチェックする
  2. 公開元の信頼性を確認する
    公式(Anthropic・Vercel Labs等)が公開しているスキルか、個人が公開しているスキルかを確認する。
    GitHubのスター数やメンテナンス状況も参考にする。
  3. 権限の範囲を把握する
    そのスキルがどのツール(ファイル操作・Web検索・コマンド実行など)を使うかを確認する。
    SKILL.mdのallowed-toolsフィールドに制限が書かれているかもチェックポイント

自社で作成したスキルや、信頼できる公式スキルを使う分には安全です。
「便利そうだから」と中身を確認せずにインストールしない——これがスキル活用の鉄則です。

まとめ:Claude Codeのスキルで「繰り返し作業」をゼロに


Claude Codeのスキルは、「毎回同じ指示を書く手間」を解消し、AIの使い方をチームで統一する仕組みです。

ポイント 内容
スキルとは作業手順をファイルに書いて/コマンドで呼び出す仕組み
作り方は3つ①「Claudeでクリエイティブに」②/skill-creator ③手書き
他サービスにも同様の機能Codex(操作録画型)やManus(会話型)にも搭載
注意点第三者スキルは中身を確認してから導入する

まずは「Claudeでクリエイティブに」から、日常のちょっとした繰り返し作業をスキル化してみるのがおすすめです。
一度作ってしまえば、その作業は二度と手動でやる必要がなくなります。
「どんなスキルから入れると効果的か」を知りたい方は、Claude Codeのおすすめスキル厳選まとめも続けてご覧ください。

よくある質問(FAQ)


Q. そもそもClaude Codeのスキルとは何ですか?

A. よく使う作業手順をSKILL.mdというファイルに書いておき、「/コマンド名」で呼び出すと、その手順どおりにClaudeが自動で作業してくれる機能です。
「AIに社内マニュアルを覚えさせ、呼んだら毎回その通りに動いてもらう」イメージが近いです。

Q. スキルを使うのにプログラミングの知識は必要ですか?

A. 不要です。
「Claudeでクリエイティブに」や「/skill-creator」を使えば、自然な言葉で概要を伝えるだけでスキルを作成できます。
手書きする場合もMarkdown(箇条書きのような書式)で書くだけなので、プログラミングとは異なります。

Q. Claude Codeのスキルと以前の「カスタムコマンド(commands)」は何が違いますか?

A. 機能的にはほぼ同じです。
以前は.claude/commands/にMarkdownファイルを置く方式でしたが、現在の推奨は.claude/skills/にSKILL.mdを置く方式です。
旧形式も引き続き動作しますが、新しく作る場合はskills形式を使うのがおすすめです。
コマンドそのものの基本はスラッシュコマンドおすすめ15選で解説しています。

Q. 無料プランでもスキルは使えますか?

A. Claude Codeの利用にはClaude Pro以上のサブスクリプション(月額$20〜)が必要です。
スキルの作成・利用に追加料金はかかりません。

Q. どんなスキルから作るのがおすすめですか?

A. まずは「毎週・毎月くり返している定型作業」を1つだけスキル化するのがおすすめです。
資料作成・レポート集計・投稿ワークフローなどが定番です。
実際に効果が出たおすすめスキルはClaude Codeのおすすめスキル厳選まとめにまとめています。

Q. 1つのスキルで複数のツール(Notion・WordPress・Google Driveなど)を操作できますか?

A. はい、できます。
MCP(外部ツール接続機能)と組み合わせることで、1つのスキルの中でNotionからデータを取得し、WordPressに投稿し、結果をSlackに通知する——といった横断的なワークフローを組めます。
MCPについては前回の記事で詳しく解説しています。

Q. Codexの「Record & Replay」とClaude Codeのスキル、どちらが良いですか?

A. 作業内容によって使い分けるのがベストです。
GUI操作(画面をクリックする作業)の自動化ならCodexのRecord & Replayが直感的です。
一方、ファイル操作やAPI連携など、テキストベースの作業にはClaude Codeのスキルが向いています。
生成されるスキルは共通規格(Open Agent Skills Standard)に準拠しているため、将来的にはツール間でスキルを共有できる可能性もあります。


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